食生活の欧米化が日本人のガン患者を増やす原因になっている?

食生活の欧米化が日本人のガン患者を増やす原因になっている?

摂取する脂肪酸がガンの原因だった?

日本人の死因の第1位はガンです。この傾向は今後も続くと思われます。


日本人の死因の第1位がガンになったのは戦後、日本人の食生活に牛や豚などの動物性脂質や炒める・揚げるという油を使った調理法が一般家庭にも広く普及してきてからです。


そのため栄養学の専門家はこういいます。「これまで魚を食べて摂取してきたオメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)が減り、かわりに飽和脂肪酸(牛や豚の脂)とオメガ6系列脂肪酸(リノール酸) が増えたことが生活習慣病を増やし、そしてガンが増えている原因です。」と。


実際にいまでは数多くの研究や実験からリノール酸に代表されるオメガ6系列脂肪酸を過剰に摂取することはガンの発症率を高めて、DHA・EPAに代表されるオメガ3系列脂肪酸は ガンの発生や転移を抑えるということがわかっています。つまり摂取する脂肪酸が変わってしまったことが日本人のガンを増やす原因になっているというのはどうやら確かなようなんですね。

過剰なオメガ6系列脂肪酸、不足しているオメガ3系列脂肪酸

日本人に今増えているのが大腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、膵臓ガンなど高脂肪の食事が引き金となる欧米型ガンです。 昔の日本人は胃ガンが多くこうした欧米型ガンになるという人は少数でした。


ガンには遺伝的要因でなるものと環境的要因のものでなる2タイプがありますが、遺伝的要因は数十年程度ではそれほど変化しません。 となると食生活が変わり、摂取する脂肪酸がオメガ3系列脂肪酸が減り、オメガ6系列脂肪酸の摂取量も増えたことが欧米型ガンが急増している原因だと考えられるわけです。


こうした摂取する脂肪酸の違いでガンが発生・増殖しやすくなるというのは動物実験で確認されています。


例えば日本の鈴木平光博士が行った実験では、ガンになりやすい性質のあるラットを3グループに分けて、それぞれのエサを @オメガ3系列脂肪酸10%配合Aオメガ3系列脂肪酸を微量配合Bオメガ3系列脂肪酸をほぼ含まない、ものにして長期間飼育するとどうなるか?というものがあります。


この実験の結果はというと15か月後@とAのグループは80%が生き残り、Bのグループは40%しか生き残っていなかったそうです。この結果からわかるとこは オメガ3系列脂肪酸を摂取しないとガンにかかりやすくなるということ、逆にしっかり摂取していればガンの発症や進行を抑えられ、予防になるということです。

オメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)を摂取するとなぜガンを抑制できるのか?

オメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)を摂取することでガンを抑制できることはラットだけでなく人間も同じです。


・DHA・EPAを摂取している人ほど大腸ガン・乳がんの死亡率が低い

・魚を食べない人は毎日食べる人に比べて大腸ガンになるリスクは70%増

・切除した乳房の脂肪組織に含まれるオメガ3系列脂肪酸の濃度が高いほどガン転移率が低い


といったことが確認されています。


オメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)にはガン予防はもちろんですが、発がん後のガンの増殖や転移を防ぐ効果も期待できる点が魅力です。


その理由としては、オメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)にはオメガ6系列脂肪酸が生成する発がん促進物質(プロスタグランジンE2)の産生を抑える働きがあること、 細胞のガン化を促す活性酸素を体外に排出する働きがあること、ガン細胞の血管新生を抑える力があることなどが確認されているからです。


参照:DPAの魅力


DHA・EPAを積極的に摂取することは、動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳卒中といったものを防ぐだけでなく、こうしたガンの予防や転移を防ぐ効果もあるわけですね。 日本人の死因ベスト3(がん、心疾患、脳血管疾患)すべてに対する効果があるというまさに現代人の健康に必須の成分ということがいえるわけです。

女性特有の乳がん、子宮頸がんにもオメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)

女性特有の乳がん、子宮頸がんにもオメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)

乳がんや子宮頸がんも日本人女性の間で増えているガンであり、日常的に摂取する脂肪酸によって発生率が変わってくることは アメリカのボーリング研究所の「油の種類による乳がんの発生率」を調査した実験でも確かめられています。


発がん性物質を投与したラットに@飽和脂肪酸、Aオメガ6系列脂肪酸、Bオメガ3系列脂肪酸の3種類の与えて飼育したところオメガ3系列脂肪酸を与えて飼育したラットの乳がんの発生数がほかの油に比べて圧倒的に少なかったという結果がでました。


オメガ3系列脂肪酸には乳がんの発生を抑制する効果があるわけです。


日本人女性の乳がん死亡率ですが、1960年代から急激に増えています。これは日本人の食生活が変化して摂取する脂肪酸が変わったことと極めて密接な関係があると考えられています。 また、全国の乳がんの発症率を見ると、東京、神奈川、千葉、大阪などはっきりと大都市に集中しているという特徴もあります。


このことから都会型の食生活や不規則な生活、そして大気や水の汚染なども乳がんと関係があるのではないか?といわれています。こうしたことも頭にいれておくといいかもしれません。

ガンを防ぐオメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)の効果

食生活の変化、具体的には摂取する脂肪酸の変化で日本人に欧米型ガンが増えています。

リノール酸過剰になるとアラキドン酸が増えて発がん性物質を生成してしまうからですね。

そのため肉や油っぽい炒め物や揚げ物が好きな人は食生活を改めないといけません。

女性に増えている乳がんも摂取する脂肪酸の影響を受けていると考えられています。

都会型のインスタントな食生活や外食の多さによるリノール酸や飽和脂肪酸の過剰摂取そして都会型のライフスタイルに注意です。

食事によるガンの予防は早くから始めるほど効果があります。脳を活性化する働きもあるためオメガ3系列脂肪酸(DHA・EPA)は

小さいうちから摂取して損はないと思いますよ。

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